I店日中勤務のみ。
朝から欠員連絡。子供の熱には勝てんな。代わりが見つかったから良かったけど。
一部食材の昨日までの消費が思っていたより早い。もう少し精度を上げないとな。
客足はまぁ暇でもなく忙しくもなくといった感じだけど、昨日までに減った仕込みの補充などで一人で忙しくしてた。仕事上がりの時間までに間に合ったから良かったけど。
夜の勤務は無いが、父親の病院に付き添い。認知症の処方を受けている。
母が言うには、そこでは処方できない新薬があるらしく、紹介状を書いてもらうというのだが、医者に話を聞いてみるとまるで違った。実際は、その新薬『レカネマブ』は認知症初期段階で処方するものであって、ウチの父の場合、その段階は既に過ぎているらしい。いつもの薬『レミニール』を1ヶ月分もらって帰る。
納得できないのであれば、紹介状があろうが無かろうが、他の病院に行けば良いのに。
進行を遅らせる事はできても、どのみち老化には抗えないのだから、老人ホームなどの予約を取る方が先決だと思うのだが。
相変わらず母がどうしたいのかがよく分からない。行動はしないくせに、希望だけは言う。
問題解決方法が分からない上に、調べる方法も分からないので、問題が未解決のまま、不安という感情だけが残るのだろう。可哀想なことだ。
認知症、というかアルツハイマー病の新薬『レカネマブ』について調べてみた。以下の動画が分かりやすい。
レカネマブ|日本初!アルツハイマー病治療薬承認へ!|2023年8月最新版|認知症の基礎知識から新薬レカネマブをわかりやすく解説|認知症の人と家族の会 - YouTube
うん、どうもウチの父の場合は対象外のようだ。
どこかで聞いた話、あくまで解釈の一つとしてだが、認知症が起こるのは『死へ恐怖を忘れる』ためらしい。根拠は無いけど納得感はある。
SFじゃあるまいし、人は生まれた瞬間から死に向かっているのだから、少なくとも老衰に無理に抗わなくてもいいんじゃないかと思う。人間だって生物でしょ?
自分や自分を取り巻く環境そのものが『認知』できない状態では、そもそも『何のために生きているのか?』すら分からない。身体的に生命活動しているだけだ。
倫理上、死なせることができなくても、尊厳死についてはもっと考えて良いはずだ。
認知症の話ではないけど『アルジャーノンに花束を』を思い出す。最近また読み直した。人生について考えさせられる。
自分がそのような状態になるなら、そうなる前に事後処理を終わらせたいと思う。
自分が死ぬ、あるいはほぼ同じような状態になった後の事で、今生きている人間に苦労をかけたく無いと思う。
定期購読しているシリーズ『マンガで分かる心療内科(28)認知症編』を読んだ。タイムリーな題材。
認知症について色々調べていたところなので既知の事も多かったが、再確認できた。イラストだとイメージが掴み易い。
認知症に限らずだが、結局のところ当事者にしか分からない事がほとんどだ。他人は想像することしかできない。だからと言って、想像もしないで物を言うのはちょっと冷たいだろう。
結局は情報量が想像力向上に繋がるものだけど、文字や画像や映像など、色々な種類の情報に触れた方がよりイメージし易いのは確か。漫画だと読み易いしね。
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