定休日、現場無し。
今日は明治座まで『松平健芸能生活50周年記念公演』を観に行く。俺自身はファンでも無いのだが、家内がペアチケットを当ててしまったばかりに、ファンの方には申し訳無い、、、
内容としては第1部『暴れん坊将軍』、第2部『マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ!』の2部構成。今となってはTVの再放送とかネットでしか見れないのだが、新作の演劇として観劇できたのは貴重だ。「推し活」とか「出待ち」など今どきの現代用語とか、マツケンの女装シーンなどは過去作では出てこないからな。エンターテイメント性の高い脚本ならでは。
話の構成としてはTVドラマと同様、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助として市井へ出向き、江戸町民と交流しながら世にはびこる悪を斬る勧善懲悪もの。こういう分かりやすい話しもたまには良い。複雑な伏線とか全く無いので、何も考えずに楽しめる。最後までどんでん返しなど無いのだが、最後の立ち回りで『成敗』する場面には分かっちゃいるけどグッと来る。なんだろう? DNAにでも刻まれているのかね?
第2部は歌と踊りのショー。歌もたくさんリリースしてるけど、『マツケンサンバ』は強力過ぎる。否が応でも盛り上げるでしょ? この曲のヒットが有るか無いかで大分内容も変わってたと思うなぁ。ファンで無くとも絶対盛り上がるもんなぁ。
1部にせよ2部にせよ、御年70歳であれだけ動けるのは感服だ。もちろん若手のアクション俳優とかダンサーみたいにはいかないにせよ。観てる方もそれはもちろん分かってる。
個人的には第2部のステージ階段の段差が心配だったが。「歌いながら階段降りてるけど大丈夫?」とか余計な心配をしてしまう。杞憂なんだけど無理はしないで欲しい。
家内は演劇が趣味なので、もしまたペアチケットが当たるのなら行きたいものだ。演劇はそれ自体が芸術と言える。教養として観る分には良いと思える。ドラマや映画を画面越しに観るのとは違うな。
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