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2024/11/06

2024年10月30日(水)

定休日、現場無し。

本日はコーヒーマシンメーカーの営業所に商談へ行く。


カップ式コーヒー自販機はセルフカフェやるには必須の設備だ。今から始めるのにまさか豆の選別とか挽き方とか覚える気はさらさら無い。インスタントは流石に無いが、豆から挽いてくれるマシンなら少なくとも80点以上の物は出せる。下手に素人が挽くより余程良い。セブンイレブンのコーヒーが良い例。逆にそれ以上はお客さんも望んでいないだろう。そもそも本格喫茶の店をやるつもりじゃないんだから。


試飲させてもらったが味は遜色無いと思える。問題は契約内容だ。

このメーカーさんの場合、初期費用はゼロ。フルメンテナンスでオーナー側がやることは全く無い。売上管理もメーカが行う。原価とか仕入れ量とかも考えなくて良い。

あくまで目安だけど、売上の1/3がメーカー側の取り分、残りがオーナーの取り分となる。メーカーの取り分として最低ラインは約6万円。計算上18万以上の売上の売上を上げれば良いのだが、それを下回って尚継続したい場合は、オーナー側が出費することで設置の維持はできるっぽい。そこにプラス電気代と水道代か。電気代は月間で3,000円くらい。

販売価格はオーナー側が決められるらしいので、単価と客数のバランスを考える必要がある。1杯100円なら月間1,800杯売らなきゃいけないし、500円なら360杯売れば良い。

構想としてはコーヒーの値段に、レンタルスペース利用料を乗せるので、100円代は無いだろう。モデルとしている店舗では380円だったから、それだと月間474杯、25日稼働なら1日約19杯売る計算。休み無しで30日稼働なら約16杯。結構ぎりぎりだな。コレでやっとトントンだからなぁ。


当然ながらコーヒー代兼レンタルスペース料だけでは喰ってけないだろうから、何らか別の物やサービスを売る必要があるだろう。今のところ本や軽食の販売を考えている。飛び道具的に古着販売という線もあるが、あまりシナジーが無いように思える。


先日読み終えた「これからの本屋読本」によれば、新刊書籍販売の原価率は80%ぐらいらしい。下手すりゃ90%。色々手を尽くして80%以下にもできるけど、それには卸しへの営業力がいる。

本屋としての収入で考えると、仮に月に100万円の収入が欲しいのなら売上として500万は必要。本屋としての客単価が1,500円なら3,333冊売らなきゃいかん。え? 1日100冊以上売れる? 無理だろ。月100冊でもどうかなぁ?なんなら漫画置くつもり無いし。


本屋をやるならその目的は「地域の知的レベル向上」としたい。現在は飲食店を経営しているが、スタッフを見るにつけ、失礼ながら知的レベルが低いと思える。日本語の使い方にしても、ビジネスマナーにしても、会話の内容についても。高校生とかこのまま社会に出ていくのかと思うと、日本の将来が不安だ。社会人は社会人で全然勉強しているようには思えないし。

書籍を置くなら、幼児教育として絵本、学生向けに参考書、社会人向けにビジネス書を置きたいと思う。知的という意味では小説も範疇。ただ売れるかどうかで言うとどうかなぁ? 売りたいけど。


古本なら原価率はもう少しマシだ。20%ぐらいか。

8割り儲けなので月に100万円欲しいのなら、125万円売れば良い。30日稼働で1日4.2万。単価500円だと83冊、1日当たり2.7冊。そこそこ現実的。中古本500円はちょっと高いかも? いっそ一律新品の半額としようか? 兎にも角にも仕入先と仕入れ価格に依るな。そもそも販売価格を仕入れ値の5倍と決めてしまえば良いのだが。


他には軽食の提供だ。これはセルフカフェと親和性が高い。レンタルスペース利用でも長時間なら小腹も減るだろう。コーヒーのあては必要だ。

チョコとか焼き菓子が良いと思うのだけど、これは地場のお菓子屋さんから卸してもらいたいところ。地域振興にもなるし。

売価は単純に3掛けで良いか? 交渉次第。


アルコールの提供も良いかもしれない。

ビールなら定番のスーパードライとか地場のクラフトビール。ウイスキー片手に読書をするのも乙だと思うのだがどうだろうか?

ただし呑み目的で来られても嫌なので、せいぜい1人2杯までかな?


古着屋の原価率は10~30%らしい。物に依る。

昔と違って卸し業者も増えたからやり易くなったと思う。メルカリやらなんやらで個人でやるのも主流みたい?

これを取り入れるなら個人事業でやりたいかも。店舗内別店舗、。法人+個人事業なら経費に使える幅も増えるしな。節税対策もバッチリだ。個人的に古着好きだし。


レンタルスペースの拡張として考えるならやはり会議室かな? 時間貸し。1時間1,000円とか。時間が長くなるほど割安で。

会議室と言っても法人利用としてよりか、Amazonの Fire TV Stick とかで映画鑑賞会とか、カードゲームの利用とかで利用してくれないかな? ママさん集まりでも良い。


何にせよセルフカフェ×レンタルスペースだけでは成り立たなそう。何らか複数の事業を掛け合わさないといけないな。

妄想だけは膨らむが、取り敢えず現状確認と問題対処が先だ。いつでも動けるようにアイデアはストックしておこう。

2024/10/26

2024年10月24日(木)

O店昼夜勤務。

客足は昼夜とも並みか。

昼は仕事も覚えてきた新人スタッフもいるので早めに上がらせてもらう。夜の勤務開始まで時間があるので読書が捗る。


これからの本屋読本」という本を読んでいるのだが、これが非常に面白い。まだ途中だけど。これから本屋を始めたいと考えている方には有益と思える内容。

新規事業については色々と考えているのだけれど、現段階ではセルフカフェ&書店が良いと思っている。実質レンタルスペースのセルフカフェだけでは需要がどれだけあるか不安だし、何らか別の業態と組み合わせは必須だろうと考えている。

個人的には古着屋にも興味があるのだが、親和性で言うとやはり書店だ。読書文化を広めていきたい。本を読め。文字に慣れろ。


現況の飲食店では収支面で割に合わないという理由が根本にあるのだが、新規事業をするのであれば地域貢献をしたいという考えがある。

田舎で飲食業をしていて従業員と接していると、社会的リテラシーの低さにげんなりすることが多い。それこそ言葉遣いであったり、日常会話における話の内容だったり。

おこがましい話だけれど、子どもから大人まで、偏差値を上げてやる手助けが必要だと考えている。そのためには学習と読書の機会が必要だ。兎に角識字率が低い。140文字までしか読めないんじゃないかな? 読んでも内容を理解しているとは言い難い。この新規事業を始めたら、店に日経新聞でも置いてやろうかと思っている。



新規事業の案として、ちょっと前まで就労支援事業も考えたんだけど、色々勉強している内に俺にはハードルが高いと感じた。

就労移行支援・就労継続支援(A型・B型)事業所運営・管理ハンドブック」はこれから始めようとしている方には良い。俺は途中で読みのを辞めてしまったが。

障害者支援員もやもや日記」は支援員として働く方の体験談で、利用者(=障がい者)に対する愛を感じる。

就労支援ファンタジスタの事業完全ガイドTV」というYoutubeチャンネルも大変参考になった。

参考になったのだが、そもそも新規事業をするだけでも難しいのに、それに加えてA型なら就労支援事業としても成功させなきゃいけないという、2重の苦しみは辛い。B型なら仕事をとてくる営業も必要になる。

A型でもB型でもサビ管と支援員が必要。飲食店やってて人件費の高騰に苦しんでて、これからはなるべく人を使わない事業を考えているのに、これでは本末転倒だ。

サビ管がマストだけど、もしそのサビ管が悪い人間だったら事業継続のために言いなりになってしまう可能性すらある。自分が頑張ってサビ管になるとしてもやる事が多すぎる。単純に事業に集中したいのに、利用者一人一人の管理までするとなるとなぁ、、、


今やってる飲食店だって、障がい者を雇うこと自体はできるのだから、自分の手が届く範囲で助けるぐらいが妥当。それだって大分おこがましいとは思うけど。ちゃんとシフト通り仕事に来て、店の業務をやってくれれば良い。無理なら無理だ。餅は餅屋。本気で支援したいならそれは専門業者や公的機関に任せれば良い。


世の中には悪い事業者もいるだろうが、就労支援事業は基本的に善の心が無いとやっちゃいけないと思う。俺みたいにまず利益とかコスパを考えてしまう人間がやっちゃだめだ。